Short story
□『あなたが好き』
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あなたに想いを伝えたら、迷惑ですか?
あなたはとっても楽しくて、私をいつも幸せな気持ちにしてくれるの。
何気ない一言が私には輝いて見えるの。
これはいけない恋ですか?
これを恋と呼んでもいいですか?
名前も顔も住んでる所も知らないの。たったひとつ、あなたに繋がるところで会話するの。おはようからおやすみまで。
あなたのこともっと知りたい。
あなたに会いたい。
あなたは私のこと、ただの友達と思ってる?
あなたが時々言う「好き」にはどんな想いが在るの?
日々…あなたへの想いがふくらんでくの。
ねぇ、液晶画面から離れたらあなたには恋人がいるの?
こんな私…気持ち悪い?
止まらない「好き」をあなたは受け入れてくれるかな。
もっと教えて、あなたのこと。
もっと話して、何でもいいから。
私、あなたに依存してるのかな。
ごめんね。
でも私はあなたに
伝えることにしたの。
終わってしまうかもしれない恐怖。
簡単に切れてしまう繋がるところ…。
私は言うよ。
おやすみなさい…。
今日もありがとう。
私、あなたが好き…。
-end-