未来の先駆者2

□逆転師弟 後編
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ナオヤ「事件当日の夜、警察が居なくなった時だよ」

『待った!』

アヤカ「ちょっと待っ」

『異議あり!』

ヤイバ「それはおかしい、矛盾している!テーブルは確かに見つかっている」

ナオヤ「やっぱり」

ヤイバ「しかし、もう夕方の時点で見つかっている」

ナオヤ「それは小さい方じゃ」

ヤイバ「ない!テーブルは2つ共見つかっている」

裁判官「それはおかしいです。どういう事ですか?」

ナオヤ「いや…」

裁判官「もう一度だけ証言してもらいます。これ以上の嘘の証言には法廷侮辱罪が適用されます。真実を語って下さい」

ナオヤ「…」

ヤイバ「裁判長。さっき言った小さいテーブルについてですが、発見時紙切れが乗っていました」

裁判官「何が書いてあるんですか?」

ヤイバ「『12時ヤマト』。それ以外は焦げて読めません」

裁判官「けっこう。証拠品として提出して下さい」

紙切れの証拠品を法廷記録に付け加えた。

紙切れ
『12時ヤマト』と書いてある。それ以外は焦げて読めない。

裁判官「では証人、証言して下さい」



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