02/07の日記
01:46
オリジナル/晃
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ジレンマ:板挟み
(サイト内オリジナル小説の中の話です)
僕は辛いけど幸せ。
今日も柚樹たちは出掛けていく。
今回の目的は密輸人から銃を奪うこと。
今回も僕は一人でアジトから機械で応戦する。
車椅子じゃ現場になんか行けない。そんなの理解しているけど僕だけ置いていかれるのは嫌
でも足手まといにもなりたくない。
守られるのも怖い。僕のせいで傷付く姿も見たくない
だから僕はここで待つ。
雷斗が言ってくれた。「晃は晃が出来ることをやればいい」
みんなそれに頷いた。大丈夫だと言ってくれた。
でも…怖い。
みんなが僕の目の前で、カメラを通して見ている前で、死んでしまわないかって。
縁起でもない口が裂けても言えない言葉
僕が不要な仕事の時はもっと不安
僕がアジトでぼんやりしている間に、皆は命懸けの仕事をしている訳で。
僕はただ待ち続けるだけ。
帰って来なかったらどうしよう
僕はこの不安を知ってからアナログ時計の音が大嫌いになった。
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