02/04の日記
01:18
ルパン三世/次ル @
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蓋然性(がいぜんせい):確実さの度合い
甘言:取り入るための、相手の気に入りそうな甘い言葉。
お前の甘言に乗ってやるだけさ
side:次元
ルパン三世。
全てが謎に包まれた人間。
国籍不祥、年齢不明。性別も素顔すらも。
こんなにそばにいる俺にさえも、わかりゃしねえ。
蓋然性が高い事実は、コイツが男だってことだけだ。
腰掛けたベッド越しにルパンに声をかけた。
『…なあルパン』
「んーー?」
ルパンはベッドに寝転がり、先程盗んできたダイヤを眺めていた。
『……風邪ひいちまうぞ。』
風呂から上がって大分時間が経つが裸のまま、ただダイヤを眺めているだけ。
「…んーキレーだなあ〜って思ってよ」
むふふ、と笑った
俺の方なんて見やしねえ。
「そ〜いう次元ちゃんこそ、どうしたのよ?俺様のこと考えてるみたいだっけども?」
ルパンがゆっくりと起き上がりまたニィと笑った。今度は俺を見ながら。
「なーに?」
『…なんでもない』
「言ってよ?」
『………お前は、一体何者なんだ?』
ルパンが一瞬だけ微かに目を見開いた気がした。
言ってから後悔。
だが彼はいつものおどけた様子で笑う
「やーだなあ次元。俺様はルパーン三世。お前の相棒さ。」
『…そうだな。』
目を伏せたまま返せばルパンは今度は優しく笑って、布団を被った。俺に背を向けて「おやすみ」と言ったきり黙ってしまった。
コイツが寝てないのはわかってる。
『…悪かった。俺にはお前がわかんねえ』
長い沈黙が続いた。
寝室から出ようと立ち上がりかけた時、
「…どの辺が?」
小さな声が聞こえた。
こうなりゃおどけてやるしかねえな
『素顔正体性別から、俺を側におく理由までぜーんぶさ』
お前の相棒になりたい奴なんざ五万といるぞ。
『お前が女かもしんねぇって噂まで流れてんだぜ』
「次元ちゃんは、俺が女だと思う…?」
「さあな。どちらにしろお前の女好きは治らないからな。」
女好きすらただの設定なんだろ?
「……確かめてみる?教えてやるよ次元」
寝返りをうち俺を見据え、また笑った。
ひどく感傷的だった。
『そんな顔すんじゃねえよ』
「…しよ?次元。孕みゃしねえけど使えっから」
『は?』
「俺、中性なの^^」
continue
………
語句が脇役。
無駄に長い。
次回これの続きのエロかきます。
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