イナイレ小説
□酒
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まったく・・・
バーンはガゼルの部屋に向かった。
『はいるぞ〜・・?』
返事はない。
ガゼルはまだ寝ているようだ。
『・・・』
(う・・・うわぁ〜・・///
寝顔だよ… 綺麗な顔してんな〜…)
バーンはガゼルの顔をなでた。
『・・・・・・・なにしてる』
『!!!!!??? ぉっ・・!起きてたのかよっ///!?』
『あぁ お前のせいでな・・・』
(不機嫌だ・・・ 寝起き悪いんだよなこいつ・・・)
『あ、水・・・飲むか?』
『お前にしては気がきくな・・・』
ガゼルはバーンから貰った水を 飲んだ
(・・・もしかしてただの水…?)
『・・・が・・・ガゼル?』
『ひっく・・・・・・』
『え??』
『ひっ・・・バーン・・・私は・・・ひっ・・・お前のことが・・・』
『はいぃぃぃ!!!?』
酒だ。グランがバーンに渡した「水」らしきものは酒だったようだ。
『大大大・・・大好きなんだぁぁぁぁ!!!!!』
ぎゅうぅぅぅぅぅうぅっ
『WOW☆ナイスないちゃいちゃぶりだねぇ☆☆』
ドアを開けにこやかな黒い笑みを帯びてグランが入ってきた
『もぅ・・・バーンは愛する者のために毒見もしないの??』
『グランてめぇっ!!!!!』
『行かないでくれっ。バーン・・・お前は私のことが嫌いなのか?キライだから行っちゃうのか??』
うるうるときらめく瞳を見てバーンは動けなくなってしまった・・・・