log
□とある日の平和
1ページ/7ページ
ターミナル停泊中のシュトラールにて。
「バッシュ、どういうことだよ!!」
「…すまない」
「謝って済むと思ってんのか!?」
「……申し訳ない…!」
真剣な様子で言い争う二人。
ヴァンは余程頭に来ているのか、バッシュを激しく責め立てる。
「どうしたんだ?」
そんな二人を疑問に思い、バルフレアが声をかける。
「バルフレアには関係ねえよ!」
言いながら走り去ってしまうヴァン。
「ヴァン?…おいオッサン何が」
「…これは私たち二人の問題なんだ」
バルフレアの言葉を遮り、深刻な面持ちでそう言うバッシュ。
「は?」
「首を突っ込まないでもらおうか」
そう言い終えると、光の早さで走り去ってしまった。
「え?いや、ちょっ。…なんなんだ?意味わかんねえ」
戸惑いを隠せないバルフレア。
「………気になるな。聞き出してやるか」
同時に好奇心が沸いてきたバルフレアは、まずはバッシュの部屋へと行くことにした。
「行く場所なんて自分の部屋しかねえだろ」
.