□ビビットカラー&フルーツ
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初めて君の事を知ったのは、友達の話からで
最初はそんなに気にしていなかった
少しずつ君を知っていくうちに
憧れの気持ちが大きくなっていったけれど
僕は動けないまま、遠くから、唯君を観ていただけ
話しかける勇気が欲しかった

君の明るい笑顔が羨ましかった
君の高い背が羨ましかった
憧れた
近づきたかった
遠かった

初めて見た君は何よりも僕の印象に残っていて
今思えば、一目惚れだったのかとすら思う
少しずつ君を知っていくうちに
「可愛い」が「愛おしい」に変わっていったけど
僕は動けないまま、遠くから、唯君を観ていただけ
変われる勇気が欲しかった

君の綺麗な唄声が可愛らしかった
君のちいさな背が可愛らしかった
近づきたかった
愛おしかった
愛おしすぎた


君のくれたレモンティーの
甘味と酸味と苦味
舌に残る渋味の後味


君の明るい笑顔が羨ましかった
君の高い背が羨ましかった
君の綺麗な唄声が可愛らしかった
君のちいさな背が可愛らしかった
近づきたかった
愛おしかった
愛おしすぎた

君が




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