世界の 終焉
□彼女のヒミツ
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ここからが本題だ。
単刀直入に言う。
シン
は 人形だ。
自我を持っている時点でA番と仮定される。
しかし、帝国は既に5体のA番を所持している。
ブラックホーク所属、ヒュウガ付きベグライダーである、メロディ…
通称メロもその中の1体だ。
存在しないはずの6体目…
その絶対的な力を目の当たりにして、シンがA番で無いと言い切れる自信は無い。
ブラックホークのアヤナミの元に連れ帰り、今までの記憶を覗いてもらった。
アヤナミの話によると、
150年前の大戦で滅んだラグノス皇国に関係しているのだとか。
しかし、A番が作られたのは大戦後…
人形に死は無いが、150年の長きにわたり、存在することは難しい。
シンのラグノス皇国についての記憶が嘘なのか…
はたまた真実であるか…
シンはその後、記憶喪失になってしまい、真実かを見極めるのは難航する。