Book=A short story=

□〜黒月学園高等部修学旅行殺人事件〜
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静歌「割愛。ってことで池袋到着!」

茜那「まじでかww」

どうやって来たとか、何時来たとか気にしちゃ負けだぜ?

と言うことで、晴れて修学旅行当日をむかえ目的地である池袋についたのであった。

夜来「流石池袋、人が多い。」

翡翠「本当だぁ。」

白雪「都会って感じ*」

朝緋「蓮先生ー!」

朝緋が蓮に抱きついた。

朝緋「ん?今日は引き離さないんだねww」

蓮「寒いかだだよ。」


静歌「自由行動逝ってこーい。」

擾「漢字ww」

静歌「気にしちゃ負けだぜ。」



そのあとは宣言通り、自由行動となりみな池袋を満喫していた。

途中、自動販売機が飛んでいるのを目撃したり、歩道を歩いていると首なしライダーが横切ったり、すし屋の客引きに話しかけられたりした。


静歌「The 割愛。ってことでホテル着いたぜ。」

苺歌「割愛好きだね。」








そこは都会から少し離れた歴史ある洋風なホテルだった。

チェックインをすまし、ロビーでこれからの説明を聞いたあと、各自部屋に向かった。

=部屋=

のと「アレ?」

今宵「どうしたの?」

白「雨らね。」

絵里華「さっきまで晴れてたのにねぇ。」

杏里「明日には晴れると良いね。」

のと「そうだね。」






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『午後6時から降り始めた雨は、まるでスコールの様に降り続いています。これは――』

テレビでアナウンサーが今の状況を述べていた。

羅刹「異常気象かぁ。」

蓮「こればっかりは仕方ないねぇ。」

静歌「スコールならすぐに止むだろ。にしても、誰が、雨女雨男なんだかww」

蓮「さぁww」




ただの通り雨。

そうとしか思っていなかった。







そう、この時までは・・・・。

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