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□君のいない夜
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お前はいつも突然現れ、
朝になると、いつも
温もりだけを残して去っていくんだ。
そんなお前と俺の距離を
お前は仕方ないと諦めているだろう。
そんなことは、俺も同じだけど
でも心の何処かではやっぱり
ずっと側に居てほしいと願ってしまう
俺がいるんだ。
お前はこんな俺を見て、
冗談だと嘲笑うだろうか
嫌いだと言ってしまうだろうか
それとも・・・
嫌・・・、ありもしない想像をするのはやめよう。
何時も何時も、お前が去った後はぽかりと胸に穴が開いたように、お前のことしか考えられなくなるんだ。
俺の好きな弦月ではなく、お前の髪のように燃える様な夕日を見たいと想ってしまうんだ。
あぁ、お前のいない夜が、こんなにも冷たく、暖かく感じてしまう。
【君の居ない夜】
(俺とお前の関係と未来は
この闇夜のように真っ暗だ)