main story☆

□君のいない夜
1ページ/1ページ


お前はいつも突然現れ、

朝になると、いつも

温もりだけを残して去っていくんだ。

そんなお前と俺の距離を

お前は仕方ないと諦めているだろう。

そんなことは、俺も同じだけど

でも心の何処かではやっぱり

ずっと側に居てほしいと願ってしまう

俺がいるんだ。

お前はこんな俺を見て、

冗談だと嘲笑うだろうか

嫌いだと言ってしまうだろうか

それとも・・・

嫌・・・、ありもしない想像をするのはやめよう。


何時も何時も、お前が去った後はぽかりと胸に穴が開いたように、お前のことしか考えられなくなるんだ。

俺の好きな弦月ではなく、お前の髪のように燃える様な夕日を見たいと想ってしまうんだ。

あぁ、お前のいない夜が、こんなにも冷たく、暖かく感じてしまう。


【君の居ない夜】

(俺とお前の関係と未来は

      この闇夜のように真っ暗だ)

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ