銀魂
□プレゼントは君。
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「うぅ…体がマヨ臭い…」
そう言った銀時の体はマヨネーズまみれだ。
夕食の時に余らせておいたマヨネーズを土方が塗ったからだった。
「土方がそんなこと考えながら夕食食べてたなんて…ヤラシ〜」
「でも、お前の初手作りだからマヨ減らしたのは本当だぞ?」
ヤってる途中にマヨのことは思いだしたんだよ。と、土方が弁解を始める。
「だいたい、何でも言うこと聞くって言ったけど、あんなこと…」
何かを思い出したらしい銀時が真っ赤になる。
「でも、本気で嫌なことはしなかっただろ?」
にやっと笑って言う土方に、銀時が抱いていた枕を投げつけた。
「〜っ!!」
何も言うことができなかった銀時は、そのまま布団に倒れこんだ。
「あ、土方に言うの忘れてた」
「何だよ?」
「誕生日おめでとう」