銀魂
□プレゼントは君。
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「んっ…まっ、て…」
「待たねぇ。最近ご無沙汰だったからな。お前も溜まってるだろ?」
寝室には布団が敷かれ、その上に銀時は組み敷かれていた。
土方は手早く銀時の服を脱がせると、掌を胸元へと滑らせる。
そこにある小さな粒に触れると、銀時が高い声を発した。
「あっ!?ひぁ…んっ…」
「なぁ、今日は何でも言うこと聞くんだよな?」
ふっ。と、何かを思いついたかのように顔を上げる土方。
「……?うん」
土方の行動に首をかしげながら頷く。
「じゃあ…口でやってくれるのか?」
「……は?」
銀時は、土方の衝撃発言に目をぱちくりさせた。
「今までしてもらったことないだろ?どうせなら今日やってもらおうかなと思ってな。」
「プレゼントって言ったけど、俺はそんなつもりで言ったんじゃ…」
ない。と言おうとした銀時の唇を言葉ごと土方が唇で塞いだ。
「ガキどもを帰ってこねーようにまでしといて、その気は無かったなんて言わせねーよ?」
「なっ…そ、それは…」
図星をつかれた銀時が慌てて取り繕おうとする。
しかし、上手い言葉が見つからなかったらしく、ふくれっ面で承諾した。
「分かった!やればいいんだろっ」
そんな子供のような姿に土方が思わず笑いを洩らす。
銀時がそんな土方の意表を突こうと、土方の昂りを思いきって口に含んだ。
銀時の思惑どおり、土方が驚きで目を丸くしている。
自分の思ったとおりになって気を良くした銀時は、そのまま昂りに舌を絡ませた。
この銀時の行動によってこの後の行為が激しくなり、後々後悔したことは言うまでもない。