短編集

□バナナ
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あらら。
靴箱を開けたら、
ロッカーを見たら、
バックの中まで、
あらら。

「これはひとのプライバシーに反するんじゃないか?あ?」

あららさてはて今日は何日?
そぉ!今日は2月14日!!ばればれバレンタインデェ!!!!

「だからって何もバナナばっか
り・・・」

なぜにバナナ??

「お前この前女子と話した時、バナナが大好物だって言ってたじゃないか。」

「おうおう思いだせなかったことを教えてくれてありがとよきどー」

でもなぜ?

「みんなは僕ちんの性別を分かっているのかな?女だよ!女!レディレディ!!!男勝りだけどレディだよ!」

「そういえばそうだった。」

「なに?きどーまで。まさかきどーハルナちゃんが友チョコくれたのに自分の小遣いで1個おいしいの買ったよ!とかないよね?ないよね?」

「・・・ある。」

「ああもうああもうああもうああもう・・・・・・・・・・・・・・」

「でも俺のはビターだしコーヒーも付いてるぞ。お前がバナナだけじゃきついからと思ってな・・・。」

「おおう。それはうれしいじゃないですかい!!あんがときどー」

「感謝してるなら1個命令権でも作れ。」

「いいよー(ジョキジョキ)」

「本当に作るのか・・・」

「んで何命令すんの?」

「・・・じゃぁもらったバナナを半分よこせ。一緒に食ってやる。」

「ゥゥウワッホーイ!!!!!」





(あれあの後バナナ手にほっぺについてるよ、とかする雰囲気だったっスネ。)

(絶対そうでやんスよ!)

(ほらお前たち、バカップルはほっといて練習するぞー)








fin

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