09/04の日記
10:16
ごめん
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気持ち悪かったヨネ。
味醂です。
昨日の夜、まさか雨が降っているとは思わず、普通に外に出てびっくりしました。
やっべ傘あったかなと思い鞄を見ると、たまたま母から借りていた折りたたみ傘が入っていました。
それはワンタッチで開く、ハイテク折りたたみ傘でした。
私が普段使っている折りたたみ傘は、骨すら自分で直さなければならない旧式の物ですから、一押しで一気に傘が開く様は実に興奮し、私は笑うのを堪えるのに必死でした。
少々浮き足立ってしまったのは、しょうがないと思います。
むしろ、よく耐えたと言えるのです。
二、三歩進んだところで、さっきの感動を思い出そうと、思わず再びボタンに指を当て、押してしまいました。
するとどうでしょう。
なんと、傘が閉じてしまったのです!
そうです、母から借りたハイテク折りたたみ傘は、ただのハイテク折りたたみ傘ではなく、ワンタッチで開閉出来てしまう、超ハイテク折りたたみ傘だったのです!
うっかり奇声を上げてしまい、さらには先ほどの興奮も冷め止まぬうちですから、私はもう、嬉しくて嬉しくてたまりません。
雨の降りしきる夜の町を、傘を開いたり閉じたりしてにやにやしている不振人物と目のあってしまった通りすがりのお姉さん。
本当に、すみませんでした。
とりあえず、早く拍手変えます。
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