●SSS

□エイプリルフール
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梓「ねー、憂。互いに一個ずつ嘘つこうよ」

憂「え?あ…今日は確かエイプリルフールだったね」

梓「じゃあ私から。軽音部辞めたいんだけどー」

憂「ばればれな嘘だよー、梓ちゃん」

梓「むー。じゃあ、憂の番」

憂「うーんと…家事とか大っ嫌いなんだー」

梓「正直ビミョーな嘘だね」

憂「がーん」

梓「もっとさ、普段絶対に言えないこと言おうよ。例えば…唯先輩のこと嫌い、とか」

憂「それはイヤ」

梓「即答っ!」

憂「嘘でも言えないよ、そんなこと」

梓「見てみたいなー、憂が唯先輩のこと嫌いって言ってるところ」

憂「むりだよ、そんなの…」

梓「お願いだよ、憂ー。今日だけはなに言ったって許されるんだし…ね?一回だけ…」

憂「…一回だけ?」

梓「そうだよ。今ならほら、私しかいないし…ね?」

憂「………い、一回だけなら…じゃあ…うん、わかったよ。絶対に嘘だからね」

梓「わくわく」

憂「こほん……お、お姉ちゃんのことなんて…嫌いなんだもん」

梓「へ〜。そーなんだー」ニヤニヤ

憂「な、なにかな梓ちゃん…」

梓「実は唯先輩いるんだけど」

憂「えっ…」

唯「…う、うい…っそんなぁ…」

憂「いや、ち、ちがっ…違う…」

唯「ふぇぇぇん…っ」ダッ

梓「ありゃー、走って行っちゃった」

憂「いやあぁあぁ、違うよお姉ちゃーんっ!」ダッ

梓「憂も追いかけてっちゃった…まぁあれくらいじゃ2人なら別に大事に至らないよね…」ニヤニヤ






あとがき

エイプリルフールネタ。腹黒いあずにゃんでした。

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