02/27(Wed) 03:12
帰り道。
夕焼けで見えた君の横顔を
そっとのぞき込む
君は泣いていたね。
なぜ泣いているの?
君は答えなかったね。
どんなに語りかけても決して返ってくることのない答え。
いつまで待てばいいの…
そんなこと考えながら歩いた
ふいに君が唇に右手の人差し指をあてた
僕には
分かる。
それがなんの合図なのか。
そして
君は幸せそうに笑いながら消えた。
いつものように
この道で。
この帰り道で。
なんの前ぶれもなく
ススキが風に揺られていた
なにかが風にのってくる気がしたんだ
君が伝えたかった合図
あいしてる
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