番外編

□過去拍手
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昼頃

カリカリと書類の上をペンが滑る音だけが部屋の中にこだまする

しかし突如入ってきた風により何枚かの未処理書類が床に落ちた

軽く舌打ちしてそれらを拾い、書類の上に重しを乗せる

そしてまた部屋の中にはペンが書類の上を滑る音だけがこだまする

風に乗って桜の花びらが何枚か飛んでくる

それを見て、ふと手を止めた

(…そういえばあの人も、春が好きだったな)

そしてまた書類に目を落とす

冷たい風が吹いた

一段落してペンを手放すと、不意に視界が暗くなった

「だーれだ?」

温かい手が、目を覆っていた












《見なくても分かる、声》

(…昼にするか)(やたっ!)



斎藤さん&連載ヒロインです

スランプ中のリハビリ程度の物なので軽くくずかごにでも捨てといてください

ちなみにあの人っちゅーのは土方副長です

土方さんが詠んだ句には春の句が多いのです





地味に連載ヒロイン初登場な話でした
…キャラ違う

20080813?〜

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