小説

□tears drop★2★
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「だぁ〜!!
もう暑い!!」

9月といえどまだ暑かった。

「なんで俺はこんなとこあるいてんだっけ?
あぁ・・・麒麟のせいだ・・・」


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1週間前
「明日から寮暮らし!?
聞いてねぇ!!」
「前にホテル暮らしはよくありませんからと言ったよね?」
「う゛・・・」
「まだやってたのか!?」
「「玄武知らなかったの?
朱雀は毎日女の子とヤってそのままホテルで寝てるんだよ!!
費用は全部女の子もち!!☆★」」
「別にいいじゃねぇか!!
女のほうからここはあたしが払うって言ってくれんだぜ?
だから俺は悪くない!!」
「「それは朱雀が「俺金無ぇから今日は無理だ・・・」って言うからでしょ!!」」
「お前らなんでそんなとこまで知ってんだ!?」
「仮にもBRAINの初代総長で四神の朱雀がそんな・・・」
「あぁ〜・・・
わかったよ!ホテル暮らしはやめる!!
寮にも女はいるからな♪」
「「何言ってんの?
うちは男子校だよ?」」
「えぇ!?
そんなぁ・・・」
「おまえはそこで頭冷やして来い!!」
「うるせぇバカ青龍!!」
「なんだと!!」
「まったく・・・
あなたたちはよくあきませんねぇ・・・
青龍あれを持ってきてください」
「わかりました」

奥の部屋から出てきた青龍の手にはスプレーと箱があった。

「黒彩と黒のカラコンとメガネだ」

持っていた箱を翔に渡した。

「学園内ではそれをつけてもらいます
赤いと目立ちますからね・・・」
「「朱雀なら赤くなくても目立つと思うけど・・・」」
「なんでだよ?」
「「美人だから☆★」」
「だまれ
そうだな・・・目立つと動きにくいからな・・・
でもメガネは?」
「そうだな・・・
カラコンならいらないような気が・・・」
「かけていたほうがまじめそうに見えてまさか朱雀だなんて思わないでしょう?」
「そうか・・・
さすが麒麟!!」
「じゃあ1週間後に学園に行ってください
2学期の初めから出てもらいます」
「わかった」
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