小説

□tears drop★5★
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「なぁ、どうして翔はあんなに機嫌悪いんだよ?」
「寝不足らしいぜ・・・」

あぁそうだよ
俺の機嫌は最悪だ
昨日というよりも今日、帰ってきたのは4時
遅刻すると猛に起こされたのが7時過ぎ
3時間しか寝てねぇのに周りで朝から騒がれたら機嫌だって悪くなるっつものだろ?

「「「「「ウォ〜!!//////」」」」」

今度はいったい何だ!?
太い声って事は可愛い系のお出ましか・・・
聖だったら大歓迎だけどそれ以外は遠慮してもらいたいぜ・・・

ガラッ

教室の扉が開いた
誰もが黙った
扉を開けた人物は普通ならそこにはいるはずの無い人だった

「ねぇ、翔君いる?」

そこには今1番俺の会いたく無い奴がいた
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