今日は誰かな?

□今日は誰かな?
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☆土曜日☆



『ん・・・』
朝、珍しく早くに目が覚めた。

けれどあまりにも早すぎた。まだあたりは薄暗いし、時計を見てもまだ4時30分。いくら今が冬だからって、寒すぎる。



カーテンをあけ、外を眺める。


すると、外は霧に包まれていて何も見えなかった。

まさか、と思っていると、案の定いつものようにボンッという音とともに人影が現れる。



『けほ・・・なっぽー?』

煙が晴れてきて見えたのは、ナッポー。でも紺色?ッぽかった。

「だ・れ・がナッポーです?凛。冗談はよしなさい。
ああ、時間がないのでしたね。
さっさと済ませてしまいしょうか。」

『え、ああ、はい。どうぞ。』
私はきっとまだ復讐者の牢獄から出れていないのだろうと悟り、続きを促した。

「なんです?その顔は。


・・・まあいいでしょう。
あなたは妄想が激しかったですね。
自分がいなくなっても誰も悲しまないだとか、自分が行くしかない、とかね。
頼りになるのはいいでしょうが、少しは人を頼りなさい。
綱吉も相談もしてくれないって寂しがっていましたよ。

____ええ、ウザイほどにね。

だから、綱吉を頼りなさい。
綱吉は助けたからといってあなたに守ってほしいわけではありません。
むしろ、友達や仲間というものになってほしくて助けたのですよ?
だから、人を頼りなさい。




_____僕の二の舞いにならないことを願いますよ。それでは。」

Arrivederciそういって骸は帰っていった。




ああ、どうか彼が牢獄から出られるように・・・。



ツナはそんなことを思っていたんだなあ・・・。














____星屑、一つ ほかの星屑に鎔け込んだ。

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