今日は誰かな?
□今日は誰かな?
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☆水曜日☆
ザァァァァ・・・
昨日あの後からずっとふり続けてやまない雨。
曇りよりはいいけど・・・
『憂鬱だ〜;』
今日は学校が昼までだったため、公園に行こうと思っていたのに・・・
『まあ、雨でも公園はいけるしね〜。』
公園に傘をさしたまま向かう。
すると、雨とともに3つ目の声が振ってきた。
「・・・凛か?」
『?』
なんかもうデジャヴを感じるよ。
うん。
「凛、凛っ・・・」
後ろからの声だったから、後ろを向いた。
すると、そのオニイサンに抱きしめられた。
『ちょ・・・
って、山本!?
え、こんなにでかかったっけ?』
そのオニイサンの顔を見ると、
山本にそっくりだった。
「!!わかるのか?凛・・・」
『ね、山本・・・
いい加減話してくれる?
寒いんだけど・・・』
私は山本に抱きしめられてたせいでかさが落ち、雨に打たれていた。
「!はは、ごめんなー。」
そういって離してくれた。
『で、なんでイキナリでかくなったの?
・・・ていうか、本当に山本?
どう見ても20代に見える・・・』
だって、大人っぽいもん。顔が。
「まあ、オレは山本だけど、オマエの知ってる山本じゃねーからな・・・」
『ふーん・・・
もしかして、獄寺クンのオニイサンや雲雀恭弥ってひとと同じだったり?』
「ああ、まあな・・・
近いうちに、笹川先輩たちもクルだろうぜ。
後・・・オマエにイっても解らないだろうケド、アリガトな。」
そんだけ言いにきた、そういってからまた、消えていった。
なんなんだろう・・・
私はそのまま家に帰った。
________星屑、三つ、 舞い落ちた。