サンル

□でんでんむし
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その夜。
サンジのいない船が寂しくて、一番サンジの息遣いを感じる
キッチンでルフィは眠ることにした。

本当はここで眠るとナミやチョッパーから風邪をひくからと怒られるのだが、
もうサンジのいない夜は耐えられないのだから
仕方がない。

「サンジ・・・会いてぇよ・・・」

呟いた瞬間・・・・
ジリジリジリジリジリジリ・・・

手首にはめていたコデンデンムシだ。
「サ、サンジかな・・」

ガチャ・・・

『よう、ルフィか?』
「サンジっ」

コデンデンムシの目の上にグルグル眉毛が現われて、
そして、低い甘いサンジの声。

「お前、どこ行ってんだよ!心配すんじゃんか!」
『心配だけ?』
「寂しかったし・・・」
『クスクス・・・それだけ?』
「会いたかったし・・・」
『他には?全部言えよ・・・』

甘い甘い吐息を感じる。

「サンジに会いたくて、寂しくて、悲しくて、
どうかしたんじゃないかって心配したし、
もしかしたら俺のこと飽きちゃったのかって・・・・。
それにそれにっ・・・」

『それに?』
甘く、ルフィの言葉を促がす。

「えっちしたくて・・・・」
『エッチが目的?』
「ちがっ・・・サンジが好きだからっ、サンジを感じたくて・・・・
そしたら体が疼くんだっ・・・。
頼むよ・・・早く帰ってきてくれっ・・・」

最後は涙交じりに訴えてしまっていた。

この3日間、ずっとサンジの事だけを考えていた。大好きでたまらない。
こんなにもサンジに心を奪われていたなんんて、初めて知った。

「会いたいよ・・・・サンジ・・・・」

『俺もだ・・・』
タバコを吸っているのが、音で分かる。
前まではタバコの臭いが苦手だったのに、
何故か今日はそれまでも愛しい。

サンジを感じたい。


「サンジ・・・」
『じゃあさ、いつも俺がしてやってるみたいに、自分のを触ってみな?』
「え??」

突然の言葉に、思わず目を見開く。
「できるわけ」
『いいのか?もうお前のソコ・・・濡れてんじゃねぇ?』

その通りだった。
サンジの声を聞いた瞬間から、ルフィの小さなそれは
やらしくミルクを溢れさせている。

「あ・・・・」
『俺も、お前のやらしい声聞きたいから・・・。
聞かせて?』

サンジはズルい。
そんな風に言われたら、ルフィが断れないのを知っている。

『ほら、ズボン脱いで。下着も・・・』
「ん・・・・」
『いい子だ・・・』

サンジの、欲情を堪える時のほんの少し高くなる声。
それだけで感じてしまいそうになる。

「脱いだ・・・」
『じゃあ、ゆっくり触って』
「ぁんっ・・・」
『会えない間、一人でシてた?』
「そんなわ・・・あんっ・・・」
『ぬちゅぬちゅって音が聞こえる・・・。
やらしいな・・・ルフィ・・・・』

見えない分、言葉で体中をいじられる。

『さきっぽをぐりぐりしてみな?』
「あ・・・・あぁぁんっ・・やんっ、んふぅ・・・」
『次は茎を優しく扱いて・・・』
「ん・・・あんっ、だめっ・・・やぁんっ・・・」
『そう・・・少しずつ激しく・・・。
すげぇな・・・音すげぇ響いてる・・・』
「あんっ、あっ・・だめぇっ・・・さんじぃ・・・」

ぬちゅっぬちゅっ・・
ぐちゅぐちゅ・・・

卑猥な音がキッチンの中で響く。

「も、だめっ・・・イッちゃうぅっ・・・」

『・・・気持ちかったか?』
「ん・・・・でも・・・・サンジが欲しい・・・」

『もう少し待てって・・・。自分の可愛い穴を
指でイジッてみろ・・・。
ヌルヌルのミルクたっぷり指につけて・・・』
「もう・・・やぁ・・・」

『ダメだって・・・。言う事聞かないと、
もっとひどいことさせるぞ?』
低い声でそんな事を言われれば、
サンジで染まった全身が、意思とは反して、
その命令を聞く。

ぬぷりと軽く指が侵入し、
指をヒクヒクと誘い込むように内壁がうごめく。

「やぁぁん・・・」
『お前のソコ、気持ちぃだろぅ・・・。
ヒクヒクして・・・ぐちゅぐちゅで・・・・。
そこにいつも俺のが入ってんだぜ?』
「やっ、言うなぁっ・・・」

ルフィの制止の言葉にもサンジは面白そうに笑うだけで、
やめようとはしない。

『入れて欲しいって言ってみな?』
「や・・・いえな・・・んんんっ・・・」
『ほら。もう前も後ろもトロトロで・・・
俺が欲しいんだろう?』

声は優しいのに、拒否できない。
「ほしい・・・さんじがほしいよ・・・」
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