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□月心在処
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何時もいろんなことを考えて
何時も答え見つからないまま過ぎていくこのときを
ただ眺めているだけだった
手の届かない程 あの眩しい別世界に
吸い込まれたかった
いっそのこと誰もいない世界に
夢を見たかったんだ
何故だろう
教えて欲しくても答えは見つからない
ありふれた中にあるのだと
信じたい
太陽みたいになりたかった
触れたかったんだ
いつも月の様な存在でいたから
可能性を確かめたかった
届きそうで届かなくて
今宵もまた太陽の光浴びて
月は輝く
心の在処を探しながら―・・・