藤城学園

□『親睦会』
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う、うおお





「で、でかい…」


目の前にはでかいでかすぎる飛行機が。


飛行機ってこんな大きかったですっけ?


「今年は僕のプライベートジェット機にしたんだよ」

「み、雅さんの!?」


さっすが…お金持ち…。
いや、大金持ちだ


しかも、何
ぷらいべーとじぇっとき?


え?プライベートってことは個人の?
そんなん持ってるの?






「さぁ、いよいよ出発だ。乗れ」



帝さんの一言に俺は『親睦会』の始まりを意識した






今日は、親睦会初日
出発の日だ




「あれ。みんなとは違う飛行機なんですか?」


少し向こうにこの飛行機より大きい飛行機にたくさんの生徒が乗っているのが見えた


「ん?あぁ。僕たち生徒会と一緒じゃ混乱になっちゃうからね」

と、苦笑いする雅さん

その笑顔を見て少し可哀想に見えた









中にはいると8人には広すぎる空間だった。


「…広…」

「流石、生徒会」

流石の怜たちもこの規模にはびっくりしていた様子だった


「あれ?これ席自由ですか?」


真哉が疑問をぶつける
席はたくさんあったからだ…


「んー?そこはペアの人と話しな?」

「神田」
「当たり前だ。」



雅さんの言葉のすぐ後に帝さんが

名前しか呼ばれていないのに意志疎通している怜と帝さん


意外に仲…良い?


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