楽しい!?高級将校教育記

□A3年のギャップは激しく
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その日の夜

仕事から解放された俺は

すぐさま皇帝執務室へ向かった。

理由は簡単

今日の昼の事だ!

何故

俺に監視員が必要なんだ!?

何故

藤沢弥生が俺の監視員なんだ!?

確かに3年前

ちょっとした気の緩みで

少しだけ

ほんの少しだけ藤沢に興味があった

だが

断じて違う!

あれは恋心ではない!!!


今日再会して確信した。

3年の間で

思い出が美化され過ぎたんだ!!

本当にアレは

じゃじゃ馬娘だ!!!!



そんな事を考えていたら

いつの間にか執務室に到着していた。


「陛下!お忙しいところ失礼します!」


俺は返事を待てず

ノックを3回してから

すぐに扉を開いた。


「月森か・・・」


室内には皇帝陛下と姫と文官の3名が居た。

陛下はいきなり入ってきた俺を見ても

全く驚かなかった。
 
 
「どうしたの?そんなに急いで」
 
 
姫・・・もとい花梨様が

微笑みながらこちらを見てくる。
 
 
「書類には目を通しておく。明日取りに来い・・・下がってよい」
 
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