07-GHOST


□熱を冷まして 
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今日のテイトは熱を出して学校を休んでいる。

テイトのいない学校なんてつまらない

だから俺も休むって言ったらすっげー怒ったし!
怖かった〜ザイフォンで威嚇する。

危なく死ぬところだったけど…

あー!やばいな先生の話が子守歌に聞こえるきっとテイトがいないから拒絶してるんだ!
いや…子守歌に聞こえるのは毎日か
俺が寝ようしたら、テイトは慌てて起こすんだよな〜
必死に起こそうとするテイトはまた可愛いだよなー
そんな姿が見たいために寝た振りしてテイトを困らせて…でも、今日はそんなこと出来な。
だって…テイトがいないから

そういえば、昔熱だした時
一人で留守番しているときは寂しかったな…誰の話し声が聞こえないで、無音な部屋に一人。
この空間には俺一人なんだって思うと泣きたくなった。

頭は痛くて、身体も思うように動かなくて無性に寂しくてそこに居るのが嫌になった。

テイトも同じなのかな?

そういえば、学校に行けって言ってしょうがなく行こうてしたとき一瞬だけテイトは泣きそうな顔したな〜

「寂しいよな…お前は意外に寂しがり屋だからな…」

誰にも聞こえないくらいの声で呟いて俺は席を立って、教室を出た。

「おれ…早退します!!」

先生にそう言って廊下を走った
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