新たなる物語
□回想
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死体は見たくない・・・
血も嫌い・・・
なによりもう・・・
殺したくない・・・
平和な私の日常に
あの人はいきなり現れた・・・
彼はなぞの人間。
捕まえるのが道理。
でも・・・
私は彼を捕まえる気はしなかった。
だって・・・さ。
一目惚れ・・・だったから・・・
それから一緒に行動しだして、
彼のことをもっと意識するようになって。
あの日、
彼に打ち明けた・・・
真剣に・・・
まっすぐに。
でも
彼は、それを妹に言われたかのようにはぐらかした・・・
私はいても立っても居られなくなって
その場を逃げ出した。
次に気がつくと、そこは、
地獄絵図だった。
“あの男”は眠っていた私をたたき起こして、
その状況を私に見せつけた。
そのとき、
あなたが来てくれた・・・
“あの男”を止めようと戦ってくれた・・・
嬉しかった・・・嬉しかったの・・・
だから・・・
けじめだけはつける
＿＿＿＿さん・・・
ごめんなさい・・・