戦国無双武将辞書

【お】 3件

【お市の方 (おいちのかた)】
織田信長の妹。近江国の浅井長政、のちに織田氏家臣の柴田勝家の妻。父は尾張国の武将織田信秀、母は側室、または正室(継室)の土田御前。
市姫とも小谷の方(おだにのかた)とも称される。

逸話/人物
・戦国一の美女と賞され、さらに聡明だったとも伝えられる。
・市は秀吉を毛嫌いしており、勝家が自害するときに城から脱出するように勧めたが、市は受け入れずに勝家と運命を共にしたと言われている。
・秀吉は彼女に熱烈な好意を抱いていたとされ、小谷落城の際も賤ヶ岳落城の際にも母子の生命を何とか救おうとしていた。また後年茶々(淀殿)を側室に迎えたのも、三姉妹の中で彼女が一番市に似ていたから、と言われている。


【阿国 (おくに)】
出雲 阿国(いずもの おくに)で知られる。歌舞伎の創始者とされる安土桃山時代の女性芸能者。

逸話/人物
・男装して茶屋遊びに通う伊達男を演じ、京都で大変な人気を集めた。
・晩年は大社に帰り尼となり、87歳で没したと伝えられてる。


【織田信長 (おだのぶなが)】
織田 信長(おだ のぶなが)は、日本の戦国時代から安土桃山時代にかけて、世に多大な影響を残した武将・戦国大名・政治家であり、見識の広さや合理性と冷徹さを兼ね備えた知性によって、織田家を第一勢力まで押し上げた人物である。しかしその事業は重臣の一人・明智光秀の謀反に遭い頓挫、自身も横死した。

逸話/人物
・青年の頃は、女子と見まがう美男子であったとする記録もある。
・身分に拘らず、庶民とも分け隔てなく付き合い、仲が良かった。
・大の相撲好きで、安土城などで大規模な上覧相撲をたびたび開催した。
・戦略としては、入念な準備を行い相手の力を削ぎ、その上で相手よりも多くの兵によって戦うといったどちらかと言うと慎重な手段を用いることが多く、桶狭間の戦いに代表されるような敵の意表をつき寡兵で大軍を破ろうとする策はあまり取らなかった。
・地味な内政や民心掌握に敏腕を発揮しており、信長が支配下に置いた尾張・美濃などの多くは信長によって終生、善政が敷かれていた。



[戻る]



©フォレストページ