戦国無双武将辞書

【ほ】 1件

【細川ガラシャ (ほそかわがらしゃ)】
細川ガラシャは、明智光秀の三女で細川忠興の正室。キリスト教信徒(キリシタン)として有名。子に、於長、忠隆、興秋、忠利、多羅などがいる。
明治期にキリスト教徒らが彼女を讃えて「細川ガラシャ」と呼ぶようになり、現在でも「細川ガラシャ」と呼ばれる場合が多い。

逸話/人物
・15歳の時に父の主君織田信長のすすめによって細川藤孝の嫡男・細川忠興に嫁いだ。
・関ヶ原の戦いが勃発する直前に、西軍の石田三成は人質に取ろうとしたが、ガラシャはそれを拒絶した。その翌日、三成が実力行使に出て兵に屋敷を囲ませると、ガラシャは家老の小笠原秀清に槍で部屋の外から胸を貫かせて死んだ。
・夫忠興の愛情は深く、その父・明智光秀が本能寺の変を起こしたときも離縁せずに、幽閉して累の及ぶのを避けている。二人は当代第一の美男美女夫婦といわれた。



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