戦国無双武将辞書

【は】 1件

【服部半蔵 (はっとりはんぞう)】
服部 半蔵(はっとり はんぞう)は、戦国時代から江戸時代初期にかけて松平氏〜徳川氏の麾下で活躍した武士で、代々「半蔵」を通称の名乗りとした服部半蔵家の歴代当主たちである。忍者のイメージがあるが、本当に忍者だったのは初代だけであり(ただし詳細は不明)、2代目以降は忍者でない。

逸話/人物
・服部 正成(はっとり まさなり/まさしげ)は戦国時代から安土桃山時代の三河の武将。通称は半蔵(はんぞう)で、服部半蔵の名でよく知られている。2代目にあたる。
松平氏(徳川氏)の譜代家臣で徳川十六神将、鬼半蔵の異名を取る。実戦では、伊賀甲賀衆を指揮していた。
・天正10年(1582年)、信長の招きで家康が少数の供のみを連れて上方を旅行中に本能寺の変が起こるが、正成は商人・茶屋四郎次郎とともに伊賀、甲賀の地元の土豪と交渉し彼らに警護させて一行を安全に通行させ、伊勢から船で三河の岡崎まで護衛しており彼らは後に伊賀同心、甲賀同心として徳川幕府に仕えている。
・天正18年(1590年)の小田原の役で家康に従軍し、その功により遠江に8000石を知行した。自身は武将であったが、父親が伊賀出身であった縁から徳川家に召し抱えられた伊賀忍者を統率する立場になったという。



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