三国無双武将辞書

【こ】 1件

【黄蓋 (こうがい)】
黄 蓋(こう がい)字は公覆。郡の役人から孫堅に従い、孫策、孫権に仕えた宿将である。

逸話/人物
・若い頃に父が亡くなり、貧しい生活をしていたが、常に大志を抱き、上表文の書き方や兵法の勉強に勤しんでいた。やがて孫堅が挙兵するとこれに従い、荊州南部の反乱や董卓討伐に活躍した。
・統治が困難な地域には黄蓋が長官として任じられ、法令に厳格な処罰をおこないつつも、強きを抑えて弱きを助ける統治を行ったため、どの地も無事に平定され、土着民族たる山越までもが信服し、人々は平穏に暮らしたという。
・黄蓋が病没した際、 呉の人々は彼を偲び、肖像画を描いて季節ごとにお祭をしたという。住民に相当慕われていたことがわかる。
・正史によれば黄蓋は山越討伐で度々功を立てた異民族対策のエキスパートであり、その後も武陵の少数民族対策で活躍している。
・正史では「苦肉の計」は行われていない。



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