小説

□また会おうね
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「あんたと話すことはない」

彼―――ロクサスは言う。

「ならば、話しは省かせてもらう」

そう良い男、サイクスは武器を構えた。
それに反応するかのようにロクサスもキーブレードを構える。

そして、闘いが始まった。




『んー…雑魚は減らないのかな…』

未だに出現し続けるハートレスを見て溜息を吐く。

『……なんか面倒になって来ちゃった。トワイライトタウンにでも、行ってみようかな』

しかし周りにはハートレス。
ハートレスを無視して移動することも可能だが、どうせ雑魚だから適当に片づけておくことにした。

『さてと…少しは暇つぶしになってよね』

再びキーブレードを振るう。
ハートレスに当たり消えていく。
サァァ…!
と静かな音を立てて、その場から消えていく。

そんなことが、しばらく続いた。
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