小説
□また会おうね
4ページ/7ページ
「あんたと話すことはない」
彼―――ロクサスは言う。
「ならば、話しは省かせてもらう」
そう良い男、サイクスは武器を構えた。
それに反応するかのようにロクサスもキーブレードを構える。
そして、闘いが始まった。
『んー…雑魚は減らないのかな…』
未だに出現し続けるハートレスを見て溜息を吐く。
『……なんか面倒になって来ちゃった。トワイライトタウンにでも、行ってみようかな』
しかし周りにはハートレス。
ハートレスを無視して移動することも可能だが、どうせ雑魚だから適当に片づけておくことにした。
『さてと…少しは暇つぶしになってよね』
再びキーブレードを振るう。
ハートレスに当たり消えていく。
サァァ…!
と静かな音を立てて、その場から消えていく。
そんなことが、しばらく続いた。