小説(その他)

□人間の条件
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「やっぱりリナさんにはガウリイさん、ガウリイさんにはリナさんですよね。ゼルガディスさん」





「ああ」





「これから先もずっと、あの2人は一緒に居るんでしょうね」





「まぁ、可能性としてはあるだろうな」





「私たちにも早く、そーゆー相手が見つかると良いですよね」


















「別に俺は一人でも構わん」





「それは嘘です。カッコつけてます」





「つけてない」





「だって私たちには、そーゆー相手が絶対必要なんですよ?」





「俺に必要かどうかは俺自身で決めることだ。お前が勝手に決めるな、アメリア」





「そんなこと言ったって必要なもんは必要なんですから仕方ありませんよ。

ゼルガディスさんのわからず屋」





「わからず屋じゃない。お前の方こそ、何故そこまで断言するのか理由を言ってみろ」

























「それは勿論、私たちが人間だからです!」









「…………」





  

















自分の事を当然の様に人として扱うアメリアに対して複雑な気持ちになるゼルガディスさん。







『人』という字は、互いに支え合って構成されています。


それは裏を返せば、人は1人では生きていけない。


という事であり、


更に言えば、支えもなく1人で生きていける者はすなわち……










『人ではない者』になってしまうのか。



なんて意味不明な事を言ってみたり(笑)







時代としては、アニメNEXT第2話の冒頭シーン(串焼き食べてる辺り)の2人の会話として考えてみました。


  

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