読<短>
□月が見ていた愛。
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これは、夜空の月や星々が淡く光る日のこと。
「…んふっ…ん…あ…」
俺の精液を八戒の顔にかけてやると、こいつは何とも言えない恍惚とした表情を浮かべる。
それだけでもまた元気になりそうなのに、俺自身の先に少し残った白濁をちゅくちゅくと吸うもんだから…やはり元気になっちゃう俺、正直。
「…ふふっ…元気ですねぇ…」
ナニをくわえながらの上目遣いに加えてこのセリフ。…あぁ、誘ってるんだな。押し倒してやろーか。いやむしろ押し倒さない方が失礼デショ。
…でもその前に、ちゃんと慣らしてやらないとな。
「八戒、こっち来て」
俺はベッドに横たわり、八戒の尻を俺の頭の方に向けるようにして跨がらせた。
「…ちょっと、恥ずかしいんですけど…」
「散々今まで恥ずかしいコトしといて…今さらヨv」
何だかんだ言いながらも八戒のそれもちゃっかり元気で。ぱくっとくわえ込むと息を飲むのが分かったが、そのまま愛撫を続けようとすると俺自身も飲み込まれた。
「…くっ…なに…またシてくれんの?」
「…っえぇ…僕だけされるのは…ね」
八戒自身を根本まで一気にくわえ、ぬぽぬぽと扱いてやったり袋を2つとも揉んでやると、時折俺自身への愛撫が止まったり甘いくぐもった声が漏れる。
さらに秘孔に舌を入れ、ある程度慣らしてから指をゆっくりと入れるときゅうきゅうと締め付けてくる。本人は無意識かもしれないが、それがまた愛しい。意図的に前立腺を擦ってやると、とうとう俺のナニから口を離してしまった。
「やぁっ…だめっ、ごじょっ…そこ…やっ…」
「お前の "イヤ" は "キモチイイ" だもんな。別にイッてもいーのよ?」
「んふっ…やん…だっ…て…」
「何、まだ口に出すの恥ずかしいの」
「ん…ふぁ…は…い…」
「気にすんなって、俺が飲みたいの。お前もさっき俺のくわえただろ?おあいこサマよ」
「ぼ…くは、いいんです、でも、されるのは…はぁ…っん…恥ずかし…くて…」
悟浄は自分が喋る時も僕が喋っている時も僕自身をくわえていたり、舌先で先端を突いていたり…と何らかのことをしている上、秘孔の弱い部分を集中的に攻めてくるのでもう、ほとんど限界だった。
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