組分け式

□二十と十五の御題
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――想いは募るばかり。


【独白的二十の御題(思慕)】


・逢う度にいつも切なくなる

・呆れるほど強い感情に戸惑う日

・後戻りができないほど、何時の間にか想いは深く

・悪戯に振り回す君は残酷だ

・穿たれた楔は君を想って抜けないから

・かけがえのない笑顔が愛しくて

・重ねた手を離したくないのに

・声が涸れる程呼んでも応えてくれないから

・砂糖菓子より甘く、何より切なく

・しがみ付いた手を振りほどかないで

・添えられた手のぬくもりだけが愛おしく

・ただ君を守ることしかできないけれど

・足りない分は想いで補って

・照れたように笑う君が愛しかった

・届かなくても、想うだけでいい

・流れゆく風は声を運んでも、この想いを運んではくれない

・減らない涙の量だけ想いは強く

・夜空に溶けて消えていく、貴方を想って呼ぶ声が

・我儘とわかっていても――傍にいてほしかった

・忘れない、忘れたくない――ずっとずっと、いつまでも




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