激妄想Text※注意!

□熱
4ページ/4ページ

明るい陽射しに目が覚めると、何故か魔人が横で寝ていて。
…ん?あれ?何か変だぞ。
思考を何とか纏めようとする前に魔人の目が開いた。



「……えー、と。おはよう、ござ、います」
「…ウム」
「一つ、お聞きしたい事が」
「…あぁ、熱は下がったな…」
「あ、はい。おかげさまで。いや、あのそれよりも、なんで」



なんで二人とも裸なんですか。



疑問はニッコリと笑顔で答えられた。



「好都合だからだ」



悲鳴をあげる間もなく唇を奪われて。
その日は体力が戻りきっていない身体が動かなくなるまで散々揺すられてしまい、最後は声も出なかった。…点滴にまた来て下さいって言われてたなんて文句を言うと、我が輩がたっぷり注射をしてやるなんて下ネタもいいところだ。魔人の‘たっぷり’を実践されて、死んでしまいそうになったが。
次はアナル拡張だな、って台詞にはやっぱり耳を塞いだ。





熱が下がった後、事務所でローションを見付けたらその都度シンクに捨てるようにしている。
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ