キリリク&記念
□8000hit(黒猫様)
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目を覚ますと間近にある端正な顔。
最初は慣れなくて一々驚いていたけど、慣れって怖いな〜
じっと見つめていると、長い睫毛が震えて、紅い宝石みたいな瞳が現れた。
「おはよう」
そう言えば嬉しそうに笑って、おはようと言い返してくる。
付き合い始めたのは一ヶ月程前。
俺の傍にシロがいるのが当たり前になってて、いなくなるなんて考えたら涙が零れて止まらないことに気付いた。
シロの温もりを誰にも渡したくなかった。
俺が男と付き合うなんて有り得ないと思っていたのに、不思議だ。
「コウ大丈夫?」
「何が?」
「腰……無理させたから……っ!!」
とりあえず、シロの腹を殴ってみました☆
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