キリリク&記念

□3万Hit記念小説
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朝起きて開口1番。


「何か食わせろ」


助けたことを後悔した。





朝飯を食わせて言われた言葉
「茶」


殴りたいと思った。





「ふざけんなよ!?」
「誰に向かって口を聞いている?」
「知るかっ誠心誠意感謝しろとはいわねーけど!一言くらい御礼とかいえねーのか!?」


朝飯が終わって1時間。
我が儘放題の俺様言動に耐えれなかった俺は美形不良相手に怒鳴った。
普段はこんな風に力差がある奴に噛み付いたりしないがこの時もの凄く腹が立ってしょうがなかったんだ。


「何だ褒美が欲しかったのか?」
「ちょっと待て、何でそんなに上目線なんだよ!褒美じゃなくて御礼だからな!?」
「ち、一々五月蝿い奴だな……こっちへこい」

「へは?」
「間抜けな返事してんじゃねーよ良いから近くに来い!」

グイ、腕の中へ倒れた。

視線をあげると端整な顔が近くにあった。

あー睫毛長いな



ふに



近くで見るとわかる……瞳の色は黒じゃなくて深い藍色をしていた
互いの睫毛が触れ合う距離


ふに



唇が柔らかい?



ペロっ



!!!!!?




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