キリリク&記念
□3万Hit記念小説
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「触るな」
本気で殺されるかと思うほどの殺気の篭った瞳
痛みのせいかひび割れた声
その時何でか放っておけなかった。
殺気の篭った瞳が何故だか泣いてるように見えたから……
「……怪我いたくねーの?」
「貴様には関係ない」
ごもっともです
「関係なくねーよ、見つけたんだから気になるだろ」
「忘れろ」
く、頑固な!
「ま、俺ん家近いしそこで手当だな〜」
「お前、馬鹿だろう」
うっせー!どーせ俺は考え無しだよっ
倒れていたの奴の名前は
キリト
と言うらしい。
その他の情報は(怪我してるけど)美形なのと、恰好言動からして不良君なのだろうと言うこと位だ。
一人で歩けないまでに傷付いていたが意識があったから肩をかして何とか我が家にたどり着いた。
家に連れていくのは大変だったが結局自分の携帯が粉々になっているのを見て諦めたらしい。
嫌そうにしながらも着いて来た。
服を脱がして手当をし俺の服じゃ小さかったから兄貴のスウェットを借りてきせた。
その夜は疲れていたのかすぐに眠ったみたいだった。
とりあえず明日キリトが起きたら連絡させて誰かに迎えに来てもらおう。
そう思い片付けをして俺も眠った。
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