企画。

□10000HIT企画部。
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部屋で隼人と2人で寛いでて、ふと隼人の方を見て気付いた。


「隼人、唇乾いてるね」

「ん?あー、確かに..まぁ舐めときゃいーか」

そう教えてあげたら隼人はあんまり気にしないでペロッて唇を舐めた。


「あ..」

「え?何か云ったか?」

「う、ううん。何でもないよ?」


咄嗟にごまかしたけど、どうしても目線は隼人の唇に行ってしまう。


(唾液でつやつや光ってる隼人の唇..美味しそう)


こう、今すぐ抱きしめてキスしたい衝動に駆られる。

ていうか抱き着いた。


「ちょ、クローム?!」


隼人の驚いた声がしたけど私は止まらない。
そのまま隼人を押し倒して唇にキスする。そして薄く開いてる口に舌を割り込ませて口づけをどんどん深くしていく。


「ん、ふぁ...」


鼻から抜けるような声とくちゅ..って水っぽい音だけが室内に響く。
そろそろ息が苦しくなった隼人が私の鎖骨辺りを静かに叩いてやっと唇を離した。


「っはー。っきなり..どーしたんだよ」

「うん...なんだか隼人の唇見てたらキスしたくなっちゃったの」

「...んだそりゃ」


理由を聞かれて素直に答えたら、隼人は呆れたような顔で笑った。
そんな隼人に首を傾げながら問う。


「ねぇ、もう少しキスしてもいい?」

「え..」


隼人が答える前に指先にキスをする。
そして頬に、瞼に、額に、鎖骨に、、キスをどんどん落としてく。少し隠れた場所にキスマークも付ける。


「クローム..擽って、ん...」

「隼人..可愛いよ」

「は、.ばっか...ぁ、」


擽ったそうに身をよじる隼人にそう微笑んで首筋を舐める。


「..っは、クロー、ム」

「隼人...ホント可愛い」


頬を赤くして息も切れ切れな隼人に思わず抱き着く。心臓が凄く煩い。


「すっげードクドク云ってる、クローム」

(隼人に聞こえちゃってた...でも)

「隼人も、すごくドキドキしてるよ」

「ばっ..仕方ねぇだろ...」


私の心臓と隼人の心臓。2人分の心臓が煩いくらい脈打ってる。


「つーかイイって云う前にすんなよ..」

「でもどうせ隼人は許してくれるから」

「...」


真っ赤になった隼人が私の肩に顔を埋めて文句を云ってる。私が答えたら図星だったみたいで無言になっちゃったけど。

埋まってる顔に手を添えて、顔を上げさせて目線を合わせる。


「ねぇ、隼人。もういっかい..」

「......しょーがねーな、」


笑顔でねだったら隼人はちょっと考えてオーケーしてくれた。
だからまた唇に深くて濃厚なキスを送った。


END


微裏はR15でR15はDキスまでって聞いたことあったんですがどうなんでしょう..思ってたより温かったらごめんなさい!orz

リクエストありがとうございました!


09.12.18.

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