退廃今昔物語
□ツンデレラ
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大きな黒い瞳からハラハラと涙を流しながら、月からバック攻めを受けるツンデレラLの姿を、ソファでのけ反ってニヤニヤ見ていたメロに松田が言いました。
松田「そういえば、今度お城で舞踏会があるらしいよ」
メロ「へぇ。どんな奴らが呼ばれるんだか」
松田「王子様が妙齢になったから花嫁候補選びで、国中の年頃の青少年が招待されるらしい。」
メロ「・・・マジか。あのイケメンの誉れ高い王子の・・・。何着て行こうかな」
イケメン王子の話しで盛り上がる横で、似ても似つかないツンデレラLの指人形で遊んでいたニアは、
「メロ、花嫁になるのは私です」と断言しました。
メロ「・・・ハァ?冗談じゃない。お前になんか負けるかよ」
ニア「いいえ。あなたは何一つ私に勝ったためしが無い。だから私がこの国の王妃になります」
そこに口を挟んだのが、月。
腰を数回強く振って、ツンデレラLの中に精を放出しながら、
「ふふん。ニア、お前ごときが王妃になるとは千年早いわ。くくく」