◇ ◆ 薦 蓮 集 ◆ ◇


53件

【翼(メロ╋夜神月〓僕) (つばさ)】


「大事な人が、苦しんだり傷つくのを俺は、我慢できない」
「【大企業】が、相手だ。俺自身のことなら、きっと総スルーだ。こんな小物に何が出来るのか、と」
「だが、お前らは《親同然の、大事な人が》《忙殺中、大事な時間を割いて》《懸命に書き上げた、脚本の》【某漫画のキャラクターが劇中執り行った、行為・所作・言動・演出を】奪いとったのだ。だが、俺らはそれでも良かった」
「一言でも、何らかのエクスキューズがあれば。『使いますよ〜』でも、なんでも。俺らは一円の金も、権利も主張要求していない。そのスタンスは、当初から何ら変わらない」



という夢を見た。貴社は、【それは誤解である】等の弁明もなさらなかったし、【原因究明のための】調査等もなさらなかった。



今日まで、僕らを助けてくださった多くの方へ、まだ会ったことのない、顔を知らないけれど、これを読んでくださっているあなたへ、心からの感謝を――あなたが、いつも心安らかで、幸せに笑顔で過ごせることを祈っています。

【転(夜神月×竜崎) (てん)】


「…………」

あまり無いのだが、たまに僕も竜崎にうずうず来る時がある。可愛くてたまらない。

「今、いいかな?」
「はあ…」

何とも気のない返事だ。立場が逆転するのは恥ずかしいのかな?と思って、体じゅうにキスの雨を降らす。

「――ああっ!」
「…♪…竜崎、感じるか?」

「◎◎って、■■で良かったんでしたっけ?」

「…そうだけど」
「ああ、安心しました。では、続きをどうぞ」

「……………」

「――んあっ、月くん」
「僕も、こんなになってるよ。竜崎…」

「※※、ちゃんと振込みました?」
「月末だろ? 後でやっとくよ…ていうか、それ今、訊かなきゃいけないこと?!」

「後だと、忘れるんですよ。私――」

とまあ、万事こんな感じだ。たまに、懸命に励んでいる最中に、

(…うんうん。頑張っていますねえ☆)

みたいな、生温かい目で下から見守られたり、可愛い尻ですね、と逆に撫でられたり…生物の雄として本能的に、本気でムカつく!!!!!(←あれ?こんな話を書きたかったのかな)



という夢を見た。そう、これは全部「夢の話」だから(笑)

【灯(夜神月×渋井丸拓男) (ともしび)】


「…これ。会社で使えるか?」

僕はまた、彼と帰路を共にしていた。渡されたのはキーケース。ブランド品だ――遊技場の景品で、今日は、頗る調子が良かったのだと言う。

自分の欲しいものと、換えたらいいのに…思うが、口に出さない。「とても役に立つよ。ありがとう」「フッヒヒw」

本当に、嬉しそうだ。僕はこの顔が見たいのだと思う――メロは警戒していたが、正直言うと、僕は、彼を愛しいとさえ思っている。

自分のことより、僕のためになる品を…とか。あと彼は、今もメロのために、箱チョコを渡し続けている――《変わらぬ善意》。そういう純粋な気持ちに、僕は、とても弱い。

ふと、魔が差した――キスしてみたい、と思った。小さな欲望だった。僕なりに何か、返礼したいと思ったのかもしれない。

「拓男。僕のこと好き?」「キスなら…してもいいよ」「あがッ?!(≒何)」――心底驚いたのだろう。彼は、頓狂な声を上げた。

夜とはいえ、人通りはまだ多い…「今ここで?」「そう」「ここでぇ?!」「(何故2回…)そうだよ」「えぇ〜? ラブホ行こうよラブホw」「(怒)馬鹿。男同士で入れるわけないだろ」――

おまえの負けだ。渋井丸…竜崎なら。人目を全く気にしない、彼ならあの場で1時間でも、僕の口を蹂躙し続けただろう。



という夢を見た。少しでも揺れた、僕が馬鹿だった。

【流(竜崎×夜神月×メロ×ユリ) (ながれ)】


「…………」

僕は、メロがとても好きだ。出来れば、軽蔑されたくないとずっと秘密にしていることがある。

休み中、どこにも外出しない時もある。僕らがその気になっても、同じ家にはメロもいる。

彼は多感な年齢だ。顰蹙を買いたくない、と音消しの意味でピアノ曲を流した。これが発端だった。

それは過去、メロの演奏を録音したものだった。竜崎の愛撫も、自然に曲調と合致してしまう。

声を抑えていたせいか、僕をつらぬくピアノの響きと、動きが心地よくて、深く達してしまった。

別の機会に、別の演奏曲でも試したが、同じようになった…僕らは「さすがに、彼に失礼だろう」と、すぐに他の演奏者の同曲を買い求めたが、そうはならなかった――つまり、メロの演奏技巧がそうさせるのだ。

ちょっとした集まりで、何か弾いて、と頼まれると、彼は照れくさそうに引き受ける――演奏が始まった。

(…!!…)立食会なのに、何だか立っていられない。足元が覚束ない。「…なあに貧血?ローストビーフ食わなきゃ駄目よ!」と、かんらかんら笑いながら山盛りの肉にラディッシュソースをたっぷり塗って、ユリが持って来てくれた(笑)



という夢を見た。完食たいへんだったよ。(うー`゚)ノ■

【忍(夜神月) (にん)】


――僕らは、焼き芋大会開催を、断念した。東北地方・太平洋沖巨大地震により被災された方々の、痛ましい御姿を、毎日この目にしている。

あの、懸命なる御様子を、横目にしながら、開催など出来たら、僕らは【人間ではないのだ】。増してや、もしも巨大地震が兵器によるもの、という噂通りなのだとしたら、勿論彼らは【諸悪の権化】だ。

どんなに尽力しても、誠心誠意込めて訴えかけても――あの大企業は、絶対謝罪をしないだろう。

なら、《アプローチを変えるまで》です。御社を、経営上で壊滅状態にしてみせる――何十年かけても、だ!!

僕の愛する者たちを傷つけて、スルーしながら、まんまと逃げおおせた代償は、高くつきますよ?

この先も、どんな事が起ころうと、僕は、貴社だけは《屈服しない》。何年も掛けて、僕に教えてくださった、あなた方が【骨の髄まで染み込ませた、唯一の事】です。

ありがとうございました――そして、これからも末長く、宜しく御願い申し上げます。

【幣(竜崎×夜神月) (ぬさ)】


「腰を…深く使ったら、だめ」

息も、絶え絶えだった――「すぐ、終わっちゃうよ?」彼が、ぎゅっと抱きしめた。

「月くんの“駄目”は、“もっと”と言う意味ですから…」優しい目で、見つめていた。「最近、わかりました(笑)」

…ばっ…本当に違うから――とは、もう言えなくなってきた。本気で愛している人と、深く愛し合うと、身も心もとろけそうだ…どこから彼で、どこまで僕なのか、判らない程繋がってしまう。

どうしたらいいのか、分からない…僕を、想って、真摯に動く、彼を幸せにするには――あ・あ・あ、でも今は、幸せすぎて、たまらない。

「凄い、凄い」…それしか、言わない時がある。でも彼も、気持ちいいのだと知ると、安心した。僕のすべてを、おまえにあげる。

「離さない」「何があっても」――終わって少し休んだ後、きつく抱きしめられて、窒息しそう程激しくキスされた…うれしくて、息ができない。体が熱くて、燃えちゃいそうだよ。大好きなんだ、心から。

【猫(夜神月×メロ) (ねこ)】


「まだ、帰らない…」

宴会予約が増数したのか? と思った。僕は家に持ち込んだ残業をやっている。

メロは、玄関の外で待っていた。風邪をひくから入りなさい、と促し、熱い蜂蜜ミルクを注意ぶかく手渡した。

「ここにいてもいい?」

邪魔しないから。声にならない声で言い、背中合わせにはりついてきた。(猫だ)

学校の友だちは、誰も知らないのだろう。勝ち気で、強気な面ばかり見せている。弱音を吐かない。

優秀であろうとする。それは、離れた御両親に誇れる自分でありたい、との願いからだ。

年上であるメンバーに固執するのは、やっと安心できる、自分だけの居場所を手に入れたから…破壊したものは、全死力を以て駆逐されるだろう。例え相手がグループ傘下の、大企業だとしても。


「…キスしてもいい?」

何だか可愛くて、うずうずしてきたので、つい訊いてしまった。メロは不敵な笑みを浮かべると、

「いいぜ…頬にちょっと、な」

頬だけで、済ます訳がないだろう? この僕が!!w



という夢を見た。〆(*´∀`)ノ■=3 惜しいことをしたww

【幟(竜崎×夜神月) (のぼり)】


「私の、勝ちですね…」

ついて来るように、無言で促された。いつも、そうだ――要求があると、自らに圧倒的有利な賭けを、僕に仕掛けてくる。

ベッドの前で立った。「ここで、脱いで。“可愛がって下さい”と言いなさい」「私の、気がすむまで」

(はぁ? 疲れてるのに馬鹿じゃないのか)「…勝ちは、勝ちです」彼は、ベッドに座った。

服を脱ぐ――1枚、1枚、床に落とす様を彼に…凝視されている。妙な恥ずかしさで、緊張する。

少し、上気してしまう。「“可愛がって下さい”」目をそらして言った。「駄目ですね――私が、“いい”と思うまで」

僕も、床に座った。(どうすれば、いいんだよ?)「可愛がって。お願い」「嫌ですね」

(どうして、そんな冷たい事言うの?)「ねぇ、お願い。触って」「触りませんよ」

僕は、泣きそうだった――「いい子にするからあ。“可愛がって下さい”」…心底から搾り出した、《本音の声》だった。

彼は絶対支配者のような顔で、瞳に暗い光をたたえている。「…いいでしょう」服を脱いで、僕をベッドの上にあげた。

それからは――こんな快楽があるのか、という程、気持ちよくて、たまらなかった…身も心も、彼だけのものだ。僕のすべては、【完全に支配された】。



という夢を見た。まあ、夢だから(笑)

【蜂蜜(マット×メ口) (はちみつ)】


「髪、いい匂いがする」

俺の背後にマットが、まるで俺を掻き抱くように、俺の髪に顔をうずめて目を閉じている。

(同じシャンプーを使っているだろう?)

思ったが、口に出さないでいた。動悸が外に漏れやしないかと、気になって堪らない程の増低音だった。

「蜂蜜、だ……色も…香りも」

彼の息遣いに微かな変化が加わったのが、感じとれた。俺は恐怖なのか悪寒なのか、わけの分からない感覚に身をすくめた。

「大丈夫。この心地よい関係を、俺は崩したくない」
「苦しみや痛みは決して与えない。悦楽だけだ」
「お前が俺の肩にすがって、よがり捲って肉棒の悦びにうち震える姿を」
「見せてくれるだけで、満足だ」



ε=∬`Д<´#∬ 嫌だよきめえよお前ふざけんな何考えてんだよ馬鹿じゃね? ↓↓(▼_▼|||)

という夢を見ました。本当にすみませんでした。

【光(竜崎×夜神月×メロ) (ひかり)】


「――ん…」

竜崎と、キスするのが好きだ。唇は見た目より厚めで、官能的な感じがする。
匂いは白ワインに近く、マスカットの粒を上下唇で挟んだ感覚、というのかな。それによく似ていると思う。

キスをしていると、時間を忘れてしまう。或る日なんか10分も経過していたらしくて、
リビングに来たメロに、∬*゚∀<゚*∬ ⇒ m9∬*^Д<^*∬ と見られてしまった。くそっ、やwられwたww

キスをしていると、脱ぐのがもどかしい。唇が離れたくない。離さないように、めちゃくちゃ手足をばたつかせる。衣服は皺だらけだ。構うものか。おまえが欲しいんだ。

キスをしていると、絶大な力がみなぎる。不可能などないのでは、と思える程いい気分になる。僕にとって《宝物》のような人。大切にしたい。これからもずっと…



という夢を見た。だが、その前にやらなきゃならない事がある。

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