◇ ◆ 薦 蓮 集 ◆ ◇
【を】 2件
【を弌(夕凪星) (をいち)】
「…………」
竜崎の登録(?)するケロロ同人さんの間で、片付けが流行っているということで、僕らも時勢に乗っかった。(〓氾濫する情報を、極力入手しないようにした)
「――どうです? このまま引っ越しでもして、逃げますか」大型ごみを括り上げ、彼が明るく笑う…珍しいことだ。僕に、気を遣っているのだ。
身辺整理して、気づいた――メンバーも、彼も、くれたものは、「僕を守るもの」ばかりだった。
例えばミサの「手袋とマフラーのセット」。高田の「手編みのセーター」。マットの「迷彩色のパーカー(着てない)」。メロの「凄い柄のシャツ(着れないw)」。京子の「ショルダーバッグ」。ユリの「香木一式セット」。照の「海洋生物が投影する、G-SHOCK」。
【を弐(夕凪星) (をに)】に続く⇒
【を弐(夕凪星) (をに)】
アイバーの「レザージャケットと、ブルガリのリング(意味不明)」。仁さんの「現金」。拓男の「北海道名産セットと、水着(意味不明)」。そして竜崎の――布団とか、毛布とか、クッションとか、タオルとか。僕をやさしく包み込み、拭き取り、暖め、守るものばかりだ。
…僕はとても心穏やかに、日々静謐に過ごしております。もう僕からお伝えすることは、何もございません。
という夢を見た。皆さんには申し訳なく、ご心配やご迷惑をおかけしておりますが、もうじき止むと思いますので、何卒寛大な御気持ちでお待ちいただけますよう、宜しくお願い申し上げます。
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