◇ ◆ 薦 蓮 集 ◆ ◇


【ほ】 1件

【星(夜神月×魅上照×メロ) (ほし)】


「…痛み分け、ですね。神――」

全員でニュースを見てた。本来なら手放しで喜ぶ所、だが…皆も疲弊していた。

《容赦ないな…》僕は平気だったが、メンバーの心痛が極まりない。自分を痛めつけられるより、他者の苦しみを見ている方が、数倍も辛い――よく、僕らの行動原理を研究している。大したものだ。

《潮時…かもな》ふと、メロの笑顔と【芋】の存在が、脳裏に浮かんだ。(また、逃げるのか? 僕は…)そして魂の半分を、喪った日常に戻り――

【無かったことに、しないでくれえっ!!!】耳元で、メロの絶叫が聞こえた――無かったことに、《させるものか!!》…僕と、メロの気持ちが共鳴し、燃え上がった。

【あいつらが、憎くて、たまらない】――まるで、恋に落ちた娘のようだと、「僕の地球を守って」という作品に描かれていたが、現実、その通りだ。

今後、僕の身に何が起ころうと、メンバーと僕らに関わってくださった方々は《守る》。



という夢を見た。どうか、力になってください。お願いします。



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