◇ ◆ 薦 蓮 集 ◆ ◇
【わ】 1件
【環(月×ミサ×ユリ×京子×高田×魅上) (わ)】
「何か、拍子抜け〜↓↓」
ミスドを頬張りながら、ミサが嘆息した。「連日、こんなモンなの?w」
僕らは、善良な一般人(←笑う所)だから力及ばずなのも、仕方ないけれど…こんな生温いなら、永劫でも看過する。
僕らは、彼らを、高評価しすぎた――もっと物凄いのかと、万能なのかと、偉大なのかと、勘違いしていた。
魅上の土産、エンゼルクリームに手を伸ばす…「ちょっと1人4個よね? ミサ、それ5個目じゃないの!?」ユリの怒号に、僕のことかとドキッとした。
京子が、ポンデ…というのを、2種類手にして、「私達は、必ず勝てます。時間はかかりますが」
僕は、僕の分を2つ別の皿に取り分け、メロにあげた。(そこで、見ていなさい。僕らはいつも一緒だから…)その横に、高田がお茶を置いてくれた。
「神。報告があります――突破口になるかもしれません」
という夢を見た。なんだ、皆を集めたのはドーナツ食べながら、映画鑑賞会するためじゃなかったのか(笑)
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