◇ ◆ 薦 蓮 集 ◆ ◇
【え】 1件
【駅(竜崎×夜神月) (えき)】
「竜崎…竜崎…竜崎…」
月くん、月くん。向こうも熱に浮かされたように、何度も呪文をかけてくる。
実際、してみて分かったことだが、最中は「君の瞳が綺麗」だの、「可愛い唇」とか言うことは、まずなかった。
聞こえてくるのは、互いの息遣いと、うわごとみたいに名前を呼ぶ音だけ。
声の高低と、交わす目線で、相手の希求するものを知る。(まるで真剣勝負だ)
2人で、同じ終着駅への途を辿る。旅のようでもある、と思った。
こいつが腹の中で、
何を考えているか知らないが
僕は、彼でなければ駄目だと分かった。
彼以外、誰ともこんなことしたくない。
という夢を見た。最悪すぐる↓↓◯∠\_
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