◇ ◆ 薦 蓮 集 ◆ ◇
【ね】 1件
【猫(夜神月×メロ) (ねこ)】
「まだ、帰らない…」
宴会予約が増数したのか? と思った。僕は家に持ち込んだ残業をやっている。
メロは、玄関の外で待っていた。風邪をひくから入りなさい、と促し、熱い蜂蜜ミルクを注意ぶかく手渡した。
「ここにいてもいい?」
邪魔しないから。声にならない声で言い、背中合わせにはりついてきた。(猫だ)
学校の友だちは、誰も知らないのだろう。勝ち気で、強気な面ばかり見せている。弱音を吐かない。
優秀であろうとする。それは、離れた御両親に誇れる自分でありたい、との願いからだ。
年上であるメンバーに固執するのは、やっと安心できる、自分だけの居場所を手に入れたから…破壊したものは、全死力を以て駆逐されるだろう。例え相手がグループ傘下の、大企業だとしても。
「…キスしてもいい?」
何だか可愛くて、うずうずしてきたので、つい訊いてしまった。メロは不敵な笑みを浮かべると、
「いいぜ…頬にちょっと、な」
頬だけで、済ます訳がないだろう? この僕が!!w
という夢を見た。〆(*´∀`)ノ■=3 惜しいことをしたww
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