◇ ◆ 薦 蓮 集 ◆ ◇


【ぬ】 1件

【幣(竜崎×夜神月) (ぬさ)】


「腰を…深く使ったら、だめ」

息も、絶え絶えだった――「すぐ、終わっちゃうよ?」彼が、ぎゅっと抱きしめた。

「月くんの“駄目”は、“もっと”と言う意味ですから…」優しい目で、見つめていた。「最近、わかりました(笑)」

…ばっ…本当に違うから――とは、もう言えなくなってきた。本気で愛している人と、深く愛し合うと、身も心もとろけそうだ…どこから彼で、どこまで僕なのか、判らない程繋がってしまう。

どうしたらいいのか、分からない…僕を、想って、真摯に動く、彼を幸せにするには――あ・あ・あ、でも今は、幸せすぎて、たまらない。

「凄い、凄い」…それしか、言わない時がある。でも彼も、気持ちいいのだと知ると、安心した。僕のすべてを、おまえにあげる。

「離さない」「何があっても」――終わって少し休んだ後、きつく抱きしめられて、窒息しそう程激しくキスされた…うれしくて、息ができない。体が熱くて、燃えちゃいそうだよ。大好きなんだ、心から。



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