◆project◆


感謝企画。
◆オフトーーーーク☆ 

こちらでは【ファン感謝デート】企画への質問や要望、また雑談などを受け付けております♪


お気軽に書き込んじゃってくださいφ(゜▼゜)ノ

2009/06/30(Tue) 07:02  コメント(32)

◆めぐみ様 

「どどどどうしよう…あわわわわわ」

「火原先輩、とりあえず落ち着いてください」

「だ、だってだって〜…し、心臓がぁ〜〜…」

『はい、深呼吸。吸って〜、吐いて〜、吸って〜…』


僕らは今、とある水族館の前にいた。

いや。

正確には水族館前が見渡せる茂みの中だが。



土浦に背中を擦られて呼吸を整えている火原先輩に、若干不安を覚える。



『大丈夫ですよ、火原先輩。僕らがついていますから、安心してください』

「う、うん」

『ほら、早く行かないと…待たせすぎですよ』



そう言ってニッコリ笑うと、火原先輩は覚悟を決めた様子で茂みの中から飛び出していった。



「本当に大丈夫かよ、あれで」

『うーん…まぁそんな火原先輩を好きだって言ってくれる子なんだから、大丈夫じゃない?』



―――

待ち合わせ場所に立っていたのは、白い可愛らしいワンピースを着た女の子。

雰囲気はちょっと日野ちゃんに似ていて、そのおかげか少しは緊張が和らいだ気がする。



「あ、あのゴメンね!!遅くなっちゃって!!」



全速力で走ってきたのも忘れて、思いっきり頭を下げたもんだから、もう頭がクラクラだ。

2009/06/30(Tue) 07:01  コメント(68)

◆朔夜さま 

「ったく…何で俺がこんなことを…」



改札を出てすぐの壁に背をあずけ、目の前を過ぎ行く人々の中に、まだ知らない待ち合わせの人物をあてもなく探す。

ここは休日の元町・中華街駅前。

普段だったらこんな日は、一日中家でゴロゴロしているのがお決まりなんだが…。



「デート」なんて妙に擽ったい言葉の響きに苦笑しつつ。

広場の時計に目をやると、時計の針はもうすぐ13時を指そうとしていた。



「そろそろ…か」

2009/06/30(Tue) 07:01  コメント(14)

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