Happy Day
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「壱さん、なにやら招待状が届いてますよ?」
『あ?なになに、です代のピアノ発表会?』
あいつ…ピアノ弾けたのか
「もちろん行かれますよね?」
『まぁ…な。』
さてなにを着ていこうか
と壱はタンスに綺麗に収納されている洋服を眺めた
たしかです代の家は金持ちで…そのです代のピアノ発表会ときたらきっとちゃんとした発表会なのだろう。
では何を着ていけばいい!!
と壱は頭を悩ませた
「あ、壱さん!!最近バトル星よりドレス届いてましたよ!!それを着ていったらどうですか?」
党が持っていたのは真っ黒のドレス
『あー…やっぱりドレスか…?』
「着ます…よね?」
党は後ろに黒いオーラのようなものを出していた
壱の背はぞっとした
『あ、あぁ…。』
そう答えるしかなかったようだ
おいいつからあんな腹黒くなっちまったんだ!!
壱はそう思いながらも髪の色と同じ真っ黒のドレスに身を包んだ
「よくお似合いで!」
パシャッ
『あ、今写真撮ったろ!!なんでだ!!』
「秘密です。」
クソッ
と悪態をつきながら壱は家を出た
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